もりもっ茶は、宮崎県新富町の自然豊かな環境で農薬と化学肥料を使わずに育てています。
茶畑の周りには草花が咲き、虫や鳥や動物たちがやってきます。
今年の5月も、茶畑にたくさんの蛍が舞いました。
茶畑の生態系を護るために、草取りや虫取りなども手作業で、お茶の樹と自然を大切にしています。
お茶の樹の力を引き出しながら、自然でやさしい味わいのお茶を目指しています。
もりもっ茶の畑には、たくさんの虫たちが生息しています。例えば尺取り虫は、茶葉をむしゃむしゃ食べてしまいます。でもカメムシやてんとう虫が尺取り虫を食べてくれます。
お茶の森の中では、たくさんの虫たちの命の物語が繰り広げられています。
もりもっ茶は有機JAS認証圃場で育てています。
豊緑園には8箇所の茶園があり、9種類の品種の茶樹を育てています。すべての茶園で有機JAS認証を取得し、国の定める規格に沿って農薬や化学肥料を使わずに栽培管理しています。
有機栽培の農産物とは、「3年以上、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないで栽培された農作物」です。
農水省が認めた登録認定機関が検査し、認定された事業者のみが「有機JASマーク」を表示することができます。
手間暇かけて育てています
化学的な薬に頼らないということは、茶園に生える草をとる作業や病害虫対策も自分たちの手作業によって行うということです。
初夏から秋にかけての茶園の草取り作業は大仕事です。茶園の周りなどは機械を使って除草していますが、茶園の畝間は、草刈り機だけでは完全に除草はできず、茶樹の根元に生える草は手作業で取るしかありません。初夏から秋にかけては、季節的にも一番暑い時期になるので、暑さとの闘いでもあります。
手間暇はかかりますが、それでも、土づくりや管理作業の徹底などにより自然の循環・環境を利用して、農薬を使わないお茶づくりに向き合っています。
なぜ有機栽培にこだわるのか
安心安全なお茶を届けたい
野菜は家庭で洗浄してから調理するのが一般的ですが、お茶は茶葉を収穫してから洗うことなく、蒸す・揉む・乾燥する製茶加工へと進みます。
すなわち、お茶畑で農薬を使用するということは、薬が食卓へ上がるというリスクも抱えています。私たちは安心して美味しいお茶を飲んでほしいとの思いで、無農薬のお茶に取り組んでいます。
自然に自然に
化学肥料は、お茶の旨み成分を高める役割を持っています。化学肥料を使うことで強い旨みを持つお茶を作ることができます。一方、有機肥料で育つお茶は優しい旨みで、香りが良いのが特徴です。
毎日飲み続けられる、体にも優しいお茶づくりを目指しています。
環境の保全と自然との共生
化学肥料の窒素分は、強い酸性の肥料で、過剰に撒くと土壌中の微生物を枯らしてしまい、ミミズや小さな動植物たちが住めないに土になってしまいます。土壌中の微生物や小さな動植物は、農業には欠かせない存在です。微生物たちのおかげで、植物は健康な根を張ることができ、また害虫・病気にも強く育ててくれます。
化学肥料は土壌や河川の環境汚染にもつながると言われているため、私たちは、次の世代に繋がっていく農業として、有機栽培を続けていきます。
そうして、今も茶畑の周りには草花が咲き、虫や鳥や動物たちがやってきてくれます。
こんにちは。有限会社 豊緑園 代表の森本健太郎です。
茶葉の乾燥・加工や小売販売も自社で行っており、一部の荒茶(一次加工茶)は茶問屋との契約栽培によって販売しています。
平成24年にはオリジナルブランド「もりもっ茶」を立ち上げ、県内外の小売店・インターネット通販で販売をはじめました。
また令和2年3月には
自社店舗「みどりとすずめ」を開設。オーガニックの緑茶を使った和菓子とお茶商品を販売しています。
令和5年2月に、新しくティーペアリングサロン
「茶LON DE THÉ MORIMO茶(サロンドテもりもっ茶)」をオープンいたしました。
- 会社名
- 有限会社 豊緑園
- 住所
- 〒889-1401 宮崎県児湯郡新富町大字日置 5182-54 【地図はコチラ】
- 代表者
- 森本健太郎
- TEL
- 0983-33-2843
- FAX
- 0983-35-3843
豊緑園には
8箇所の茶園があり、
9種類の品種を育てています。
それぞれ土地の個性、品種の個性があり、唯一無二の色・香り・味わいがあります。
品種と茶畑のご紹介
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